21 Feb 2020

僕はこれまで数百人の方と副業のご相談をさせていただきました。
その中で、99%の方が口を揃えて言うセリフがあります。
「時間がないから効率化したい」
気持ちはすごく分かります。
- 朝早く起きて会社に行って・・・
- 定時なんかでは上がれず、上がれても飲み会や接待があって・・・
- 土日はゴルフや家族サービスがあって・・・
副業では尚更、限られた時間の中でパフォーマンスをあげたいと思うのは当然です。
だからと言って、作業を効率化する方法だけ模索し続けても抜本的な改善にはなりません。
生活リズムや仕事の取り組み方を見直すことが、効率化の第一歩です。
今回の記事は、生活リズムや仕事の取り組み方を見直すことについて述べたいと思います。

「時間がない」のではなくコントロールできていないだけ
いきなり厳しいことを言いました。
「時間がない」と言う方の大多数は、自分でスケジュールコントロールができていないことが原因です。

中には、超ブラック企業でプライベートな時間はゼロと言う環境もあるかもしれませんが、24時間寝ずに会社の仕事をしたり、わずか10分の時間も工面できないと言うのは、レアケースではないでしょうか。
自分でスケジュールコントロールができていない人の特徴としては、
- 今日一日事前にやるべきことを決めれていない
- 心のどこかで「この作業は後回しでいいや」って思っている
この2点が主な特徴です。
まず、自分が今日1日何をやるべきなのか、そして今日1日でどこまでやり切らないといけないのか、を考えてスケジューリングをする癖をつけていきましょう。
枠とケツを決める
スケジューリングのコツは、
- 自分でやるべきタスク(作業)を洗い出す
- 日別にやるべきタスクを配置する
- 1日単位で時間割とどこまでやるのかの目標値を決める
です。カレンダーアプリや手帳に記入すると良いでしょう。
例えば、物販ビジネスを副業でやる場合は、仕入れ・出品・在庫管理・経理処理がタスクになります。
それを何日にやるのか?をカレンダーに記入するのです。

このようにカレンダーに、●月×日に何の作業をするのか、事前に予定を立てておきます。
そして、ダラダラ作業をやらないように、1日ずつ時間割を立てます。


このように、1日の時間割を事前にスケジュールすることが大事です。
そして、一つ一つのタスクはよほどの理由がない限りは、延長しないことです。
時間内でどこまでやるのか(=ケツ)を決めて、集中して取り組む
これがスケジュール管理で最も大切なことです。

絵に描いた餅になるのは当然です
では、立てたスケジュール通りに全てがうまくいくのかと言うと、答えはNOです。
- 会社でトラブルが発生して帰れなくなった
- 子どもが熱を出して看病をしないといけなくなった
など、外的な要因によって、スケジュールが遂行できない場合もありますし、
思っていた以上に時間がかかって、目標設定に届かなかった場合もあります。
前者の場合は、どうしようもないことなので、明日以降スケジュールを引きなおせば良いでしょう。
後者の場合は、
・設定した目標が無理のあるものだった
・自分の技術が足りなかった
のどちらかです。
そして、
「なぜスケジュール通りに作業が終わらなかったのか」
「どうすればスケジュール通りに作業を終えることができるのか」
を真剣に考えてください。
- もっと効率を上げる方法を知らなかった
- TVやスマホに気を取られていた
- 本来やるべき仕事以外の作業をやってしまっていた
- 作業手順に無駄が多かった
自分にとって足りない課題が具体的に見えてきます。
ここまで気付くことができて、効率化の方法を考えれば良いのです。

集中力をMAXにする3つの方法
最後に、集中力をMAXにする方法をご紹介します。
僕もコンサル生も実践している方法ですので、ぜひ取り入れてください。
1、スマホの通知はオフにして遠い所に置く
これ、結構重要です。
スマホは便利で大切なコミュニケーションツールですが、作業に集中したいときは邪魔でしかないです。
LINEもメールも他のアプリも通知はオフにして、カバンにしまっておきましょう。

2、TVや音楽は切る
人間には聴覚という便利な能力があるおかげで、外部の「音」って結構気が散ります。
中には音楽があった方が集中できる方もいるとは思いますが、何となくつけっぱなしとかは辞めましょう。
僕は音楽を聴く場合は、YouTubeやAmazonMusicでクラシックやジャズを低音量で流すようにしています。
ちなみに僕の家にはTVはありません(笑)

3、飲み食いしながらはNG。せめてコーヒー程度で。
会社でたまにカップ麺をズズーっとすすりながら、資料を作っている方がいますが、飲食をしながら作業に集中するのは不可能です。
水やコーヒー程度なら良いですが、ご飯を食べたり、お菓子をボリボリ食べながら作業をするのはお勧めできません。
胃に余計な血液が流れ込み、頭が働かなくなるので、食後すぐのデスクワークも極力避けたいところです。

いかがでしたでしょうか。
「作業の効率化の方法」を先に考えるあまり、
自分のスケジュールやタスク管理が疎かになっていませんか?
今一度、自分のスケジュール・タスク管理を見直し、
限られた時間で集中力を最大化して、成果を上げていきましょう。
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