27 Apr 2020

僕がサラリーマンの副業支援をやっていて、よく質問を受けることがあります。
「投資とビジネスってどちらが良いんですか?」
ここでいう投資とは、
- 株式/債券の売買
- FX
- 仮想通貨
- 不動産
- 金/先物の売買
など金融商品の「投資」です。
そこで、今回の記事では、
金融商品の「投資」とビジネスの違いについてお話ししたいと思います。

投資もビジネスも元手が多い方が有利
投資の世界では「元本」、ビジネスでは「資本金」と表現されますが、
いずれにしても、元手が多い方が有利なのは間違いありません。
- 元手が10万円
- 元手が1000万円
両者共に、利回り10%で計算すると、リターンの差は明らかですよね?
ですので、元手を増やすこと(=資金調達)が最初のうちは大事になります。
では、どちらが儲かるのか?
当然、多く儲かる方に元手を使うと思います。
手法や取り組み方によって、稼ぎの大小は変わるので、断言はできないですが、
投資とビジネスを比べると、ビジネスの方が儲かる傾向はあります。
投資の世界では「儲かるかどうか?」の指標でよく使われるのが、
”利回り”という言葉です。
例えば、100万円を株とか債券に投資して、5年後に120万円になったら、
20万円÷5年=4万円ずつ1年間で儲かっている、となります。
元手が100万円だったので、4万円÷100万円=4%が、”利回り”となります。
反対に、ビジネスの世界で「儲かるかどうか?」の指標は、
”利益”という言葉です。
例えば、売上100万円に対して、原価や人件費・経費が80万円だと、
100万円−80万円=20万円で、20万円÷100万円=20%が、”利益”となります。
一般的に、投資案件の利回りの目安は次のように言われています。(運用手法や金融商品によって差があったり、社会情勢によって変化するので一概には言えませんが)
- 株式投資(国内)…6.94% ※4/27現在、SUBARUの配当利回り予想
- 株式投資(海外)…5.43% ※4/24現在、米国IBMの配当利回り予想
- 債券(国債、社債)…▲0.025% ※4/24現在の日本国債10年
- 投資信託(積立NISA)…1.5%前後
- 不動産投資(都心部築20年未満)…5%前後
それぞれの金融商品に100万円ずつ投資すれば、
- 株式投資(国内)…6.94%×100万円=69,400円
- 株式投資(海外)…5.43%×100万円=54,300円
- 債券(国債、社債)…▲0.025%×100万円=▲250円
- 投資信託(積立NISA)…1.5%×100万円=15,000円
- 不動産投資(都心部築20年未満)…5%×100万円=50,000円
合計:188,450円
が1年間に儲かり、元手500万円に対して3.769%の”利回り”となります。
ではビジネスの場合はいかがでしょうか?
こちらをご覧ください。
先ほど例に出した、SUBARUの四半期ごとに出る決算短信資料です。
難しい言葉がいっぱい並んでいますが、
「2020年3月期第3四半期」の「売上収益」と「営業利益」を見てください。
それぞれ、
営業利益 152,658百万円÷売上収益 2,484,564百万円=利益率6.14%
となります。
「営業利益」というのは「会社が頑張って出した本業の利益」ですので、
投資でいう「利回り」とほぼ同じと考えてもらってOKです。
先ほどの例と同じく、元手500万円でビジネスを行い、
SUBARUと同じように、営業利益6.14%を出したとすると、
500万円×6.14%=307,000円となるわけです。
(厳密に言えば、原価や経費の計算も含めるともう少し利益は上がりますが…)
もちろん、社会情勢や市場変化だけではなく、
経営者の手腕がハッキリ出るのがビジネスの特徴なので、
一概には断言できませんが、投資かビジネスかどちらが儲かるのかと
言われると、ビジネスの方が儲かりやすいと言えます。

投資は自分で動かなくていい反面…
投資がサラリーマンに人気な理由の一つとして、
時間労働が不要だから、と言われています。
要は、ラクして稼げる(かもしれない)ということです。
当然、僕だってラクして稼ぎたいです(笑)
が、世の中そんなに甘くはありません。
投資は自分で時間労働を行わなくて良い反面、
<お金の成り行きのコントロールが自分でできない>
という欠点があります。
いくらどの銘柄や金融商品に投資するかなどの、
「選択と集中」はもちろんできるのですが、
肝心な投資したお金が無事儲かってくれるかどうかは他人任せです。
投資信託なら、信託会社や運用者の腕次第ですし、
株式投資なら、市場の相場次第ですし、
不動産投資なら、借り手がつくかどうかは自分で広告に注力しない限りは、
正直、運次第です。
そして、ある日突然、投資したお金が吹っ飛ぶ可能性だってあります。
(こんな感じで…T_T)
反対に、ビジネスは自分で稼げる仕組みを構築しないと
成果は絶対に出ませんが、
<自分の発想や人脈・行動力次第でお金の成り行きをコントロールできる>
ことが最大のメリットになります。
サラリーマンはどっちを選ぶべき?
ここまで、投資とビジネスの違いを述べてきました。
- 投資…ラクな反面、お金の成り行きは他人任せ
- ビジネス…手間がかかる反面、頑張り次第で稼ぎは大きくできる
投資は、500万円を投資して1年間でやっと18万円儲かるレベルなので、
サラリーマンが少額NISAや投資信託で月1万円を投資して、
株価を気にしたところで、あまり効果が得られないのが実情です。
(えっ?俺のこと??)
なので、サラリーマンの方は、まず副業で少額で良いので、
ビジネスに挑戦することをオススメしています。
時間がかかるし、手間もかかって大変ですが、
その分リターンは投資よりも大きいですし、自分の頑張り次第で、
資金をコントロールできます。
そして、投資については、余剰資金で行うのをオススメしています。
「もうこれ以上貯金しても仕方ないや」っていうレベルまで、
お金が増えてから余ったお金を投資に回すのが理想です。
絶対にやっちゃダメなのは、
生活費や貯金を崩したり、借金をして投資に回すことです。
競馬やパチンコにお金を注ぎ込むのと大差ありませんよ。
いかがでしたでしょうか?
給与収入以外で、お金を稼ぐ方法として代表的な
「投資」と「ビジネス」ですが、両者の決定的な違いを抑えた上で、
選択してくださいね。
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